引き込まれたテレビ番組 2024年【上半期】②

 僕が今年上半期にとても引き込まれたテレビ番組です。

 ②不適切にもほどがある(TBS)

このドラマは、めちゃくちゃ笑いました。終了してしまったのが残念です。昭和時代を生きていた頃は、まさか昭和がこんなに面白かったとは思いませんでしたが、今振り返ると昭和は本当に魅力的でしたね。一方、令和はまた違った難しさを抱えていますが、それもまた魅力の一つです。

    ドラマの中で歌われていた「寛容が肝要」という言葉に深い意味を感じました。僕自身も今でも、他者に対して腹が立つことがありますが、関係が続く場合(職場や家庭など)、必要な場合は穏やかに敬意をもって自分の気持ちを伝えるようにしています。一方、一瞬の関係(例えば車を運転していて、危険な割り込みをする車など)では、腹が立ってもすぐに許すようにしています。他者を批判するよりも、心の広い自分を褒めることを心がけています。「俺はなんて心が広いんだ、偉いぜ俺!」と思うことで、心が豊かになります。それに僕自身も今までろくなことをしてこなかったので、他者を怒らすようなことをたくさんしてきました。結局、他者を許すということは、過去の自分を許すことにつながると思えます。

    このような考え方を持つことで、腹が立つことがほとんどなくなりました。恨みや憎しみも心に残りません。心が平和です。

    『不適切にもほどがある』は、笑いと涙を通して、令和を生きる僕たちにとって大切なことを伝えてくれました。