この世界の片隅で愛を叫ぶ、そうすればそこが世界の中心です

 以前『ブログ☆直幸』の2017-04-08 の記事で、あるお年寄り(仮にAさん)の言葉を紹介しました。 

「戦争(第二次世界大戦)が終わった時は本当にうれしかったです。これで明日から爆弾が落ちてこなくなるからです。戦争はダメです。話し合いで解決してほしいです」
https://naoyuki1968.hatenadiary.org/entry/20170408/1491653787

  以前『この世界の片隅に』(片渕須直監督 こうの史代原作)を観て呉市の空襲の激しさを感じました。Aさんは戦時中、呉市に住んでいて、何度も何度も空襲警報があり防空壕で寝泊まりしていたというのは聞いていました。ですが、言葉だけよりも映像を通してみると伝わり方が違います。

  以前Aさんに「戦争に負けて悔しくなかったですか?」とお聞きすると「そんなことよりとにかく終わったのが嬉しかった」と言われました。『この世界の片隅に』を観た後Aさんの言葉が思い出され、そりゃあそうじゃねと強く思いました。