昨年(2021年)のオズワルドの『M-1』の1本目の漫才はめっちゃおもしろかったですね。
オズワルドの1本目の漫才はただおもしろいだけでなく、「友達とは?」という誰もが一度は考えたことのある、身近で共感度の高い問いを観客に投げかけ、二人の掛け合いによって友情のあたたかみを感じさせてくれるのです。とても完成度の高い漫才でした。
今年(2022年)の『M-1』にオズワルドが参加されたら、意識的にしろ無意識的にしろ観客や審査員は昨年の『M-1』の1本目の漫才と今年の漫才を比較してしまうでしょう。昨年の『M-1』の1本目の漫才を超えなければ、あまりおもしろくない・・・と思われ、優勝は難しいかもしれません。逆に昨年の『M-1』の1本目の漫才を超える漫才を今年の2本目で出せれば優勝でしょう。
もはやオズワルドの最大の敵はオズワルドなのです。