前回推敲した詩をまた推敲しました

ダース・ベイダーへの子守唄

寝床に横になりながらダース・ベイダーは考える

まさか皇帝陛下が惑星オルデランの破壊を許可するとは
オルデランを離れていて生き残ったオルデランの者達の嘆きを感じる
私も妻や母を失う悲しみを知っている
今まで皇帝陛下に従い
慈悲を捨て反乱軍を鎮圧してきたが
オルデランの破壊は疑問だ
皇帝に代わって私が・・・
だが皇帝は強力だ

眠りにつきながらダース・ベイダーは微かな記憶を手繰り寄せる
母に抱かれた温もり
母の子守唄

息子よ!力を貸してくれ
皇帝の暴虐を止めるにはお前の力が必要だ

息子との戦いを終えた夜
眠りにつきながらダース・ベイダーは微かな記憶を手繰り寄せる
母に抱かれた温もり
母の子守唄

皇帝は死に私の命も尽きようとしている
だが息子が私をアナキン・スカイウォーカーに戻してくれた
感謝するぞルーク!我が息子よ
ルークの成長をパドメにも見せたかった・・・

朦朧とする意識の中でアナキン・スカイウォーカーは母に抱かれ
母の子守唄を聞き
安らぎの中にいた