ロシアウクライナ戦争を回避するために

 現在ウクライナとロシアの国境付近にロシア軍が大挙し、戦争になる可能性があるとの報道がなされています。

 武力紛争を回避するために日本政府ができることもあると思います。ウクライナの人々には申し訳ないのですが、当面はNATOに加盟するのをあきらめてもらうことを、日本政府は特使(たとえば安倍元首相)を派遣しウクライナ政府を説得するという事です。そうして日本政府の特使がロシアに行き、ウクライナとロシアの国境付近に展開するロシア軍に帰還してもらうよう働きかけるのです。そしてウクライナの主権を守ることを約束してもらうのです。

 「当面はNATOに加盟するのをあきらめてもらう」と書きました。「当面は」です。どういうことかというと一般論で言えば、僕もプーチン大統領もいつかは死にます。死は平等です。

 プーチン大統領の次のロシア大統領は親NATOになるかもしれません。ロシアがNATOに加盟することもあるかもしれません。そうすればウクライナNATOに加盟しても誰も文句はいいません。

 「そんな気の長い話ができるか!」と言われるかもしれませんが、戦争になれば大勢の人間が死にます。その戦争は世界経済に大きな悪影響を与えます。多くの国々で貧困などで死者が増えます。

 武力行使はいけませんが、ソ連の一部だったウクライナNATOに加盟することに危機感を持つプーチン大統領の気持ちもわかります。アメリカだってキューバ危機の時は強い危機感を持って、強い姿勢で対応しました。
 
 ですのでウクライナの人々にお願いするのは、申し訳ないのですが当面はNATOに加盟するのをあきらめていただきたいということです。

 「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」。徳川家康のように「時」を味方にしていただきたい。

 ※2022年2月17日に記述を追加しました。