プロは違います

 昨日が『IPPONグランプリ』が放送されました。千原ジュニアバカリズムは「面白い回答をして当然」という、お笑いハードルの上がった状態での参加です。優勝こそできませんでしたが、その状態で面白回答連発はさすがです。

 何回か前の『IPPONグランプリ』で、「このかるたの読み札を教えて下さい」というお題で、腹の出た小太りの鬼の近くに「1」が表示されている日めくりカレンダーと「ら」と書かれた絵札がありあました。

 僕は一緒に見ていた奥さんに向かって「ライザップ初日」と言いました。奥さんの反応は薄かったです。その後ジュニアさんが「ライザップ1日目」と答えると「おんなじ答えでも、言う人が違うと面白いね」と笑っていました。

 僕はジュニアさんの答えを聞いてやっぱりプロは違うなと思いました。絵には「1」と書かれている日めくりカレンダーがあり「初日」だと脳内で0.0何秒の世界ですが、絵の「1」と結びつけ変換するのに時間がかかります。ジュニアさんが「初日」という言葉を知らないはずがありません。変換する時間をなくすためにあえて「1日目」という言葉のほうを選択したと考えられます。やっぱりプロは違います。